マンション戸単位 既存瑕疵保険 ハウスジーメン取扱開始へ 保険法人で3社目
2013.01.15 住宅新報 4面
国土交通大臣指定の保険法人・ハウスジーメン(東京都港区)はこのほど、既存住宅売買瑕疵保険のマンション住戸単位に対応した商品の認可を国土交通省から取得した。1月17日から販売を開始する予定。12年6月に同商品の認可を受けた住宅保証機構、日本住宅保証検査機構(JIO)に続き3社目となる。
これまで同社が提供してきた同保険と同様、保証期間は5年、保証限度額は1000万円。構造と雨漏り防止部分、専有部にかかる給排水管を保証対象とする。物件は新耐震基準を満たし、かつ完了検査を受けていることが条件だ。同検査後に発行される検査済証を以て共用部の検査を合理化し、費用削減につなげた。なお、共用部の検査では目視や計測のほか、シュミットハンマーを用いてコンクリート強度の確認を行う。
約70平米のファミリータイプを想定すると、費用は宅建業者が売主の場合に約8万円、個人間売買では約9万円が目安になるという。