中古住宅 リフォームを合わせて保証 住宅保証機構2社目の認可取得
2012.10.09 住宅新報 4面
住宅専門の保険会社(保険法人)の1つ住宅保証機構(東京都港区)はこのほど、中古住宅を購入してリフォームした場合に、中古住宅とリフォーム部分をセットで保証する瑕疵(かし)保険の販売を開始した。9月28日付で国土交通省の認可を取得した。
セット保険は、中古住宅保険とリフォーム保険を別々に加入する場合に比べ、費用の低廉化や手続きの簡素化が可能になる。保証期間は、構造や雨漏り防止部分は5年。そのほかのリフォーム部分は1年。支払限度額は1000万円。
価格は住宅の床面積やリフォーム内容によって異なるが、120平米の木造戸建て住宅を売買して300万円程度のリフォームを行った場合、10万1160円。中古住宅保険とリフォーム保険に別個で加入する場合と比べ、2万8000円程度割安になるという。
なお、国交省によると、中古住宅とリフォームのセット瑕疵保険の認可取得はハウスジーメン(東京都港区)に続き2社目。